虹始めて見る(にじ はじめて あらわる)

   はじめて虹がかかるころという意味です。春はめぐみの雨が多くふる時期ですが、虹は太陽の光が空気中の水滴に反射してできるものです。水滴が大きいほど鮮やかな色になるので、大雨の後ほど,美しい虹が見られます。ところで、なぜ虹に虫偏がついているのでしょう。実は昔は,虹は神様の作った美しい蛇だと考えられていたからです。
                                                               参考資料「日本の二十四節季・七十二候」