種田山頭火が水についての歌を詠んでいます。紹介します。
ようしょうと ふる水をくむ
へうへうとして 水を味わう
天かくすところなく 水のながれくる
ふるさとの水をのみ 水をあび
分け入れば水音
飲みたい水が 音を立てていた
濁(にご)れる水の 流れつつ澄む
岩かげまさしく 水が湧いている
山頭火は自然の中の水を身体全体で感じ取っている。そんな気がします。
不思議な水の科学的について,この後のシリーズで触れていきたいと思います。
参考資料「みずものがたり」