1716年のこの日に,紀州藩主徳川吉宗が8代将軍に就任しました。食料の増産など殖産興業に力を注ぎ,幕府中興の英主と言われました。
この頃,将軍や大奥の貴人が果物のうち口にするものは、ナシ,カキ,ミカンなどで,スイカ,ウリ,モモ,リンゴ,スモモなどは見るだけとされ,食べることはタブーとなっていました。しかし,吉宗の生母・浄円寺は,このようなタブーを無視して,自分の好きなものを食べていました。特に熟したマクワウリが大好物でした。
参考資料「食の366日話題事典」