毎月、9日、19日、29日は「クレープの日」です。
クレープとは、パンケーキの一種で、フランス北西部のブルターニュ地方が発祥です。元になったのは、そば粉で作った薄いパンケーキのガレットです。
ルイ13世の妻のアンヌ王妃がブルターニュ地方に訪れたとき、庶民が食べていたガレットを偶然口にして、大変気に入りました。宮廷料理に取り入れることになりました。そのとき、生地はそば粉から小麦粉へ変更しました。粉と水と塩のみであった生地に牛乳やバター、鶏卵、砂糖などを加えるようになりました。名称も焼いたときにできる「こげ模様」が縮緬(ちりめん)を連想させることからクレープ(絹のような)と呼ばれるようになりました。