1989年(昭和64年)1月7日の朝、昭和天皇が崩御されました。内閣は午後7時過ぎから新年号作成のための作業に取りかかりました。年号に空白を作らないように手続きは迅速に行われ、午後2時過ぎには「平成」という年号が決定されました。
午後2時36分に、当時の小渕官房長官が「平成」の2文字を発表しました。そのときのニュースが何度も流れたので、皆さんも覚えていられると思います。
あれから四半世紀がたちました。早いものです。平成の意味をもう一度確かめてみたいと思います。当時の新聞には次のように書かれていました。
「へいせい」は史記および書経の「内平かに外なる(史記)地平かに天成る(書経)」からとられた。内外とも平和が達成されるとの意味です。