1872年(明治5年)のこの日に、東京の千葉勝五郎は,初めて許可を得てラムネの製造販売を始めました。ラムネは,砂糖,炭酸ソーダ,酒石酸を水で溶かし、レモンのような香料を加えて作ります。「ラムネ」という言葉は,「レモネード」がなまってできた言葉で、明治以前に横浜あたりでは、すでに飲まれていたようです。
コレラが大流行した1886年(明治19年)には「コレラ除けにはラムネが有効」という新聞記事が掲載されて,広く人々に飲まれるようになりました。しかし,次第にサイダーに押されていきました。
参考資料「食の366日話題事典」