1996年(平成8年)のこの日、天皇陛下に献上する房州ビワを決める選果式が千葉県で行われました。千葉県のビワ栽培は250年前に富浦町南無谷地区に始まったと言われています。大粒の「房州ビワ」の約7割は富浦町で栽培されています。品種には「田中ビワ」と「大房ビワ」があります。特に田中ビワは植物学の先駆者の田中芳男が改良を重ねて、1887年(明治20年)5月に結実したものです。
参考資料「食育歳時記」