この公布を記念して、1961年(昭和36年)のこの日を検疫記念日に制定しました。
江戸時代は鎖国をしていましたが、19世紀に入ると海外との接触が次第に増えてきました。それと共にコレラが我が国に侵入してきました。1822年に西日本で初めてコレラが流行しました。コレラはコロリと言われ、多くの人が亡くなりました。特に、1858年には、江戸をはじめ全国で大流行しました。江戸だけで10万人以上が死亡したと言われています。明治に入っても流行を繰り返しました。
参考資料「食の366日話題事典」